相続した実家を売りたい。
でも、家の中には家具も荷物もそのまま。
「片付けてからでないと、不動産屋には見せられないですよね?」
いいえ。そのままで大丈夫です。
片付けが終わるのを待っているうちに、半年、1年と過ぎてしまうほうが、もったいないかもしれません。
荷物があっても査定はできます
査定で見るのは、土地の場所や広さ、建物の構造や状態、道路との関係、周辺の取引などです。
もちろん室内を確認できたほうが分かることは増えますが、家具が残っているから相談できない、ということではありません。
先に相談すれば、
- どこまで片付ける必要があるか
- 家財処分にどのくらい費用がかかりそうか
- 現状のまま売れる可能性があるか
- 解体したほうが良いのか
この順番を決められます。
全部捨ててから「残しておけばよかった」となることもあります。先に捨てる必要はありません。
相続した家は、時間にも注意です
相続登記は2024年4月から義務化されています。原則として、相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内の申請が必要です。
また、一定の条件を満たす相続空き家の売却には、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる特例がありますが、期限や建物の要件があります。
「そのうち売る」では、使えた制度を逃すことがあります。
登記や税金の具体的な判断は、司法書士や税理士などの専門家と確認しながら進めます。
片付けより先に、道筋を決めましょう
思い出のある家です。簡単に手をつけられないのは当たり前です。
だからこそ、最初から全部を背負わなくて大丈夫です。
まずは今の状態を見せて、売り方と片付け方の順番を決める。
実家の売却は、そこから始めれば十分です。
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