皆様はお家をたてると決めてからどんな心配をされるでしょうか?
月々の返済、耐震性、そもそも自分たちに合う間取りはどのような間取りなのか。全部大切なことですが、一番大切なことはそうではないと考えております。
月々の返済が、無理がない。それも大切です。
地震によって建物が崩れないか。それも大切です。
お部屋の配置をどうするか。それも大切です。
しかしながら、一番大切なのは「自分たちの住まい方」を決定するということだと考えております。
人によっては、オープンキッチンのデメリットである、匂いの広がりやすさや、リビングからのキッチンの見え方が気になるという方もいらっしゃいます。
人によっては、お子様の動きをみながら家事ができるということでオープンキッチンを選ぶ方もいらっしゃいます。
大切なのは、思い描いている間取りが自分たちにとってどんな生活の変化をもたらすかを知ることが大切です。
細かい話ですが、二階に主寝室を持っていった場合、スイッチはどこにどのような種類のスイッチを配置するのか。また、それを配置できる壁があるのかどうかなど、非常に細かい計画が必要です。
よく、お家は3回建てないと満足しないと言われますが、現在の住宅ローンの仕組みから考えて、人生で3回お家を建てることができる人は一握りです。
高いメーカーにしても、安いメーカーにしても、間取りはそう簡単に変更できるものではありません。
そういう理由で、「住まい方」を決めるということが大切だと思っております。
現在、お家作り、もしくは土地を探している方へ。
「住まい方」は非常に大切です。そこを疎かにしては、100%満足なお家など建つわけがないと思います。
まずは、どのように暮らしていくのか、未来はどのように暮らすのかを想像し、それを形にしてください。