お家を建てるとき、様々な種類のお金がかかります。
今回はそんなお家を建てる時のお金に関しての記事です。
建物本体工事・・・建物の工事費です。基礎とか木工とか、いろいろな項目が合わさって計算されています。
給排水工事・・・建物内部の給水工事、排水工事は建物本体に含まれていることが多いですが、家の外側の給水工事、排水工事費用もかかります。
設計料・・・見積もりに記載されている場合もありますし、別に記載されている場合もありますが、設計し監理する費用としてかかります。
カーテン工事・照明工事・・・カーテンの下地やトイレの照明などは本体に含まれている場合が多いですが、カーテン自体の金額や照明器具代は入っていないことが多いので、要チェックです。
外構工事・・・お庭の工事です。駐車場をつくったり、カーポートを作ったり、芝を植えたりの費用です。この費用はお客様の要望によって大きく変動することがありますので、契約前に必ず詳細をつめてください。
エアコン工事・・・エアコン本体の費用と取り付け工事費用です。配管のカバーの長さや、室外機の置き場所によっても費用が変動するため要注意です。また、隠蔽配管といって、エアコンの配管を見えなくすることもできますが、工事中に行わなくてはならないため、そちらを希望する場合は、早めに打ち合わせが必要です。
基礎補強工事・・・建築予定の土地の地盤が弱かったりする場合に、杭をうったり、コンクリートで固めたりなど、補強することがあります。これも100万単位で変動するため、必ず調査後に契約するようにしてください。
登記費用・・・建物に名義をいれる（保存登記）、土地の名義を変更する（所有権移転登記）、建物の構造や大きさを登録する（表示登記）、ローンを借りる時に担保に入れる（抵当権設定登記）などがあります。必要な登記は、物件やお借り入れ金額によっても変わるため、ご確認ください。
火災保険料・・・火災保険や地震保険などの費用です。一括払いや年払いを選択します。地震保険は5年毎の費用になるので、間違えないでください。
収入印紙・・・建物の契約、土地の契約、ローンの契約時に印紙税として納める費用です。
ローン費用・・・事務手数料や保証料、手数料などの項目があります。金融機関によって扱いがことなり、将来的に借り換えするときに戻ってくる費用と戻ってこない費用など違いがありますので、要チェックです。
引越し費用・・・お引っ越しの費用です。これ以外にもインターネットの移転手続きなどに費用がかかる場合がございます。
初穂料・・・地鎮祭を行う時に神社におさめる費用です。地域によって相場が違いますので、相場を確認しましょう。
仲介手数料・・・土地や建物を仲介で購入した場合に不動産屋さんに支払う手数料です。法律で上限が決められており、それ以上の費用を請求した場合には宅建業法違反となりますので、事務手数料を別に請求された時は断ってください。
以上が、お家に関わる様々なお金のご説明でした。
土地から購入して建てる方、建て替えの方では、かかるお金も違いますので、必ず全ての項目を概算ではなく、詳細見積もりを取った上で、契約してください。
ちなみによく「仮契約」という言葉がありますが、法律上そんな契約はありません。すべてが本当の契約になりますので、「仮契約」という言葉には要注意です。
