意外に良くいただく相談に太陽光や蓄電池の設置にローンが使えるのか?というご質問があります。
それぞれ、新築時に太陽光を設置する場合と、既築の住宅に太陽光・蓄電池を設置する場合のご説明させていただきます。
①新築住宅への太陽光・蓄電池設置
建物本体工事の住宅ローンに、太陽光や蓄電池費用分の費用もお借入可能です。
こちら、よくある話なのですが「ハウスメーカーからは別工事になるので、ローンは組めない」という説明を受けたという相談ですが、結論は住宅ローンに組み込み可能です。
住宅ローンの借り入れ対象外になるものの代表的なものとして家電がありますが(家電分も取り扱える金融機関もあります)、太陽光は建物に付随して設置するものですので、全く問題なくローンへの組み込み可能です。
ローンに組み込めないという説明をしてくるハウスメーカー側の意見として、手続きが面倒、ローンのお借り入れ可能枠がいっぱいだった気がするということで、この手の説明をしている人がいますが、お借り入れ予定の銀行の担当者に聞くのが間違いないです。
太陽光・蓄電池工事にはお見積書・契約書を発行いたしますので、全く問題なく組み込めます。
さらに住宅ローンに組み込むのは非常にメリットがあると言えます。
その理由は、住宅ローンは金利が圧倒的に安いということ、「団体信用生命保険」という保険が太陽光・蓄電池にも付帯されるため、万が一のことがあったり、ローンの内容によっては疾病でローンの支払いが免除されるというメリット(万が一のことはメリットではありませんが、残された方にとっては、支払いが残らず太陽光を使い続けることができるので、安心ですね)が、あります。
既築住宅への太陽光・蓄電池設置
②リフォームローンを利用してお借入可能です。新築の住宅ローンと違うのは借り入れ可能年数が15年と短いこと(月々の返済が新築のローンよりも高くなる)です。
ただし、金融機関によっては借り入れの年数が25年のものもあるので、月々の返済と利息の計算により、メリットがある方を選びます。
注意点として、基本的にリフォームローンにも「団体信用生命保険」という、万が一の時に、支払い義務が免除される保険が付与されていますが、金融機関によっては、その保険がない場合があります。
保険がない場合、借り入れ本人に万が一のことがあっても、支払い義務は免除されません。
ただし、リースと違い、支払えなくなった状況によっては、金融機関に支払い期間の見直しや、支払いをしばらく停止してくれるなど、何かあった時の対応が非常に柔軟です。また、リフォームローンは担保ローンではないため、支払えなくなった場合でもすぐに撤去などはされません。
一方で、リースは支払えなくなったらすぐに撤去、その撤去費はすぐに請求されます。相談の余地もない、万が一の時の支払い義務の免除もない、リースのメリットはないといえます(ローンで購入した方がメリットが大きいです)
以上が、太陽光・蓄電池に使えるローンのご説明でした。
詳しく相談したいという方は、お気軽にご相談ください!!