家を建てる時に、誰しもが悩むところです。
それぞれの特徴をみてみましょう。
鉄骨編
工期が早い。工場で生産したものを現場で組み立てるので、精度が高い住宅ができる。
木造編
自由度が高い。素材自体が断熱性能が高い。工期が遅い。品質が職人さんの技術に左右されることもある(ピン工法などは差が出づらいです。
簡単にまとめると以上のような内容になりますが、耐震性や火災への強さはどうなのか気になると思います。
結論から申し上げると、全く同じだと考えて良いと思います。
というのも、耐震性という点では、耐震等級という項目で表されるのですが、最高が耐震等級3です。それ以上はありません。
また火災に関しても、木造でも省令準耐火という仕様にすると鉄骨も木造も火災保険の金額は変わりません(つまり、燃えにくさは全く一緒)。
軽自動車の100キロと、スポーツカーの100キロ、どちらが速いでしょうか?という問いに似ていると思います。
しかし、素材自体で考えると鉄の方が燃えにくく、同じ太さの柱で考えると鉄骨の方が強くなります。
つまり、木造で鉄骨と同じような耐震性、耐火性を実現するためにはコストがかかるということです。
構造は何が良いか?という問いは、例えると「人間は何人が良い人ですか?」という質問と同じだと思います。
完全な好みで考えて、いいと思います。