製品保証→パネルに何か不具合や故障があった場合にそれを無償にて交換パネルを提供するという保証です。
出力保証→保証年数の間に、保証以上の低下があった場合に無償にて交換パネルを提供するという保証です。
システム保証→太陽光パネルに接続される機器の保証（主にパワコンなど）の保証期間です。
蓄電池保証→蓄電池の初期保証の期間です。
架台保証→太陽光パネルと屋根材を固定する金物の保証です。この架台保証で注意が必要なのは、太陽光パネルの製品保証期間内であっても、架台保証が切れた後に、架台が原因でパネルが落下したなどの事故が起きた場合には、太陽光パネルの製品保証は使用できません。
自然災害保証→こちらは付与されている会社と付与されていない会社があります。火災や落雷、爆発、破裂、ひょう災、雪災、落雷、風災、水災、外部からの飛来などの保証が付与されている製品とそうでない製品があります。細かいお話ですがトータルの予算を決めていくためには、ランニングコストとして損害保険がかかるかどうかのチェックも必要です。
製品の保証期間の不具合発生時の施工費保証→こちらも自然災害保証に続き、各社の保証がある会社とない会社、その期間に差があります。これは一番最初の製品保証と紛らわしいのですが、製品保証はそのパネルの不具合に対しての保証であって、無償にてパネルが送付されるだけです。そのパネルを設置するための費用の保証が付与されていない場合、設置費はお客様負担になります。
太陽光パネルの施工補償（販売会社による）→当社では各社の架台メーカーの保証に分けて、施工補償を持っております。最長のものですと、期間の定めなく保証させていただきます（施工不良が原因で起きた雨漏れの修理や、施工不良によるパネルの滑落等で建物やお車に損害を与えてしまった場合にお客様にご負担位いただくことなく、保証させていただくという内容になります）
その他→その他、販売店が潰れていたというときにどこに修理を頼めばいいの分からないなどの混乱を防ぐために、コールセンターを設置しているという会社もあります。ここで重要なのは、そのメインとなるパネルメーカーが推奨している機器以外のものを導入してしまうことで、お客様の情報をメーカーが把握できなくなってしまうという問題がでてきます。
そこで当社は、各パネルメーカーがその時に正規パッケージとして使用しているメーカーの取り扱いしかしないと決めております。（リコールが起きた時など、情報が錯綜しやすいやり方を避けるためです）
以上が、各社、年数の違いや、保証が有る・ないなどの違いはあるものの、現在日本で販売されているメーカーが発表している保証内容になります。
中川 だいすけ
